あわただしい1月

先月は何かとあわただしい1か月でした。

お正月が過ぎても成人式が終わらないうちは落ち着かず・・・。

やっと一段落した後は楽しみにしていた歌舞伎鑑賞・・・とイベント続きでした。

 

今年の成人式は初めて写真館での着付けでした。

早朝から準備し、次から次へと目まぐるしかったです。

ベテラン着付け師の方々の着付け技術を目の当たりにでき、とても勉強になりました。

どこまで補正するのか、帯結びをどうするか・・・。

特にお客様から「この帯結びにしてほしい」とスマホの画面を示してのリクエストにも応えられる技量の必要性も感じました。

これは日ごろから様々な帯結びを練習して、自分のバリエーションを増やしておくしかないですね。

 

歌舞伎鑑賞は恵比寿教室のイベントに参加させていただき、昨年から話題になっている三大襲名披露公演の夜の部を見てきました。恵比寿教室のイベントということで、贅沢な1階1等席です。(ありがたや・・・<(_ _)>)

口上も豪華で、見ごたえたっぷりでした。

歌舞伎座は、実に四半世紀ぶりです。

若い頃よりも、肩の力を抜いてゆったりと楽しむことができました。

 

演目もそうですが、観客の着物姿も楽しみの1つでした。

お正月公演ですから、着物姿の方も多いだろうとは思っていましたが、1階席では女性客の7割くらいは着物だったように思います。

華やかな訪問着の方が多く、とてもきらびやかでした。

 

私自身は緑茶染の1つ紋の色無地に、四つ花菱文様の袋帯です。少々地味かな・・・とも思いましたが、四つ花菱は高麗屋(松本白鸚、松本幸四郎)の定紋の1つなので、今回はどうしてもこの帯を締めて行きたかったのでした。

他にも何人かこの文様の入った帯をされている方を見かけました。

演目や演者にちなんだものを身につける装いも、また楽しいですね。

 

ちなみに長襦袢はこの色無地とセットになっているものだったのですが、袷の長襦袢でした。

私の持っている袷の季節に着る長襦袢は袖無双(袖が袷の仕立てで、身頃部分は裏地のない単衣に仕立ててあるもの)がほとんどで、袷の長襦袢は1枚だけです。

真冬の寒い時期でしたので、外を歩くときはポカポカしてちょうど良かったのですが、暖房の効いた屋内では、やはり少々暑さを感じました。

 

1月は年明け早々にスーパームーンでしたが、月末の皆既月食も壮観でしたね。

天体観測用の双眼鏡を取り出して、じっくり見ました!

今回はスーパーブルーブラッドムーンとのことで、いつもの月食よりもご利益がありそう。

今年は幸先の良い年になるか・・・も。

 


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