吉沢先生と着物サークルのこと

きものカルチャー研究所の中等科を修了すると着付け講師一級を取得でき、着付け師を名乗ることができます。

もちろん国家資格ではなく民間の資格ではありますが、着付け師としてひと通りの技能と知識を身につけたということの証明になります。

 

とはいえ、これで本当に胸を張って着付け師と名乗れるだろうか、自分の技能は果たして十分通用するのだろうか、などといった思いが当時の自分の中に強くありました。(それは今もですが…)

 

着物の知識や着こなし、着付けの技術には、これでよし、というゴールがありません。現状に甘んじることなく、さらにレベルアップしていくにはどうしたらよいか…。

そんなとき、ネットできものサークルについて調べていて出会ったのが、≪着物サークル・やまとなでしこ会≫ と ≪着付け師道場≫です。

 

都筑区総合庁舎内和室にて毎月、自装のサークルとして活動していたのが ≪やまとなでしこ会≫、他装のサークルが ≪着付け師道場≫ でした。

 

幸運にも自宅から近いこともあり、問い合わせをして見学させていただきました。

そこで出会ったのが、今は亡き吉沢先生です。

 

とても気さくな方で親しみやすく、私に足りない部分を丁寧に教えてくださり、着付け講師としての心構えや着付け技術等を、機会がある度に指導してくださいました。

カルチャーでご指導いただいたW先生の教えも大変ありがたいものでしたし、今でも折に触れてW先生の教えを復習していますが、それとはまた違った世界がその着物サークルにありました。

 

もっといろいろ教えていただきたかったのですが、翌年の6月7日、かねてよりのご病気のため、吉沢先生は永眠されました。

 

そういうわけで、毎年6月はサークルの方達と一緒に吉沢先生のお墓参りに伺います。

今年も墓前にご報告に伺いました。

 

≪やまとなでしこ会≫ は平日に月1回、土曜日に月1回、活動しています。

≪着付け師道場≫ は ≪花みずき 着付け師の会≫ として毎月1回、平日に活動しています。

私はそのどちらにも、時間があるときはなるべく参加するようにしています。

いろいろな方々との出会いがありますし、勉強にもなります。それに何よりも楽しいので…。

 

この二つの着物サークルのおかげで、今の私があります。

このような出会いに恵まれ、本当に感謝です。

つたない独り言でした…。