8月のなでしこ会

今月は8/3に土曜なでしこ会、8/27に平日なでしこ会を開催し、夏本番といった暑さの中で皆さま参加してくださいました。

 

土曜なでしこ会では、実技(自装)と知識の両方で、きものの理解を深めています。

今回は「夏帯の種類と生地」。

 

「夏帯は6~8月に締めます。絽・紗・羅・夏紬・麻などといった生地の種類があります。」

……そういった基本知識は本などでみなさんご存知ですが、それぞれの生地感や透け感の違いなど、いまひとつピンとこないことが多い・・・。

 

ということなので、今回はいくつか実物の帯を見ていただいて、実感していただきました。

 

夏帯は6~8月とはいいますが、それをしっかり守らなければならないのはきちんとした装いを必要とする場でのことですし、透け感などの帯の風合いでも着用時期が変わってきます。

 

例えば博多の紗献上の場合、白地のものだといかにも「夏」という雰囲気なので、6月下旬以降が合っているし、濃紺や黒地のものであれば6月のはじめから締めてもおかしくないと思います。

 

また紗の帯といっても、その透け感はさまざまです。

ものすごくざっくりとした紗であれば、真夏の8月にふさわしい雰囲気でしょうし、殆ど透け感を感じさせないものであれば5月から締めても問題ないでしょう。

 

つまり「夏帯」だからといって、ひとくくりにはなかなかできないのですね。

それぞれの帯の雰囲気とその時の天候を考慮する必要があります。

それが着こなしの楽しさでもあり、難しさでもあります。

 

 

そして月末の平日なでしこ会では、自装の復習を中心に。

裾線の合わせ具合や、そのときの手の位置など、ほんのちょっとしたことで着姿を大きく左右します。

着る手順だけでなく、着終わった後の着姿をチェックする「目」を持つことも大切。

参加された皆さんは、晩夏の装いでバッチリ着こなされていますね。

 

まだまだ残暑厳しい折、お疲れのでませんよう、ご自愛くださいね。