今年は昨年に比べると涼しく過ごしやすいかな、と思います。
昨年はとにかく5月から猛暑でしたから。
このところ暑い日もありますが、風が心地よい日が続いていますね。
なでしこブログで「訪問着と付下げの違い」について書き続けています。
・・・毎度のことですが、テーマについてきちんとお伝えしようと思うと、どうしても長くなってしまいます。
読んでくださる方には、申し訳ないです。
ブログに書く際は、知っている内容でも調べ直して確認するようにしています。
でも調べていくうちに、(いつものことですが)どんどんあらたな疑問も出てきてしまいました。
今回はそんなひとりごとです。
訪問着と付下げの違いは、「制作工程の違い」ですよね。
訪問着は白生地を裁断して着物の形に仮仕立てして、そこに下絵を描き、またそれを解いて一枚の布状にして染めを施す。
そしてまた着物の形に仮縫い(=仮絵羽)した状態で店頭に並びます。
(←仮絵羽)
(←付下げ)
付下げは、反物の状態で染めを施すので、反物のままで販売されます。
袖山や肩山から前後に柄が上下の向きになるよう、また肩裾模様であれば決まった位置に柄がくるように、計算されて染められます。
・・・と、これが訪問着と付下げの違い。
そう、これだけ。
なでしこブログの方を覗いてくださると、成り立ちなど、もう少し詳しく書いていますので、ご参照ください。<(_ _)>
https://nadeshikosato.jugem.jp/?cid=11
訪問着と付下げについて調べていると、避けて通れないのが「格」。
この「格」についてなでしこブログではごくごく簡単に(あれでも)説明したのですが、実はもっと奥深いことが分かりました。
自分自身のまとめとしても、残しておこうと思います。
しばしお付き合いくださいませ。
<(_ _)>